日本の首都・東京

「東京」といえば日本の首都です。地方出身者のわたしにとってはあこがれの場所でもありました。東京に上京してきてもう20年以上経ちますが、わたしのような地方出身者がとっても多いこの街は、いろんなものが混とんとして混ざり合っている街だという印象が拭い去れません。それはやはり全国から故郷を離れて、使いなれた方言を捨てて一生懸命、ちょっと背伸びしてでもがんばろうという人たちがたくさんいるからかもしれません。江戸のおもむきを今に残している場所のすぐ近くに、近代的なショッピングエリアがあったり、下町情緒あふれる街並みから見える景色は、未来都市のような高層ビル群だったり、そういうそぐわないもの同士がいっしょくたになっているからかもしれません。日本の中枢都市である首都・東京は、外国の方から見たら本当に面白い場所でしょう。情報の発信源でもあり、オリエンタルな情緒も感じられるのですから。地方から出てきたばかりのわたしも、東京の街を歩くときは、キョロキョロしながら上の方を視点がさまよい、半分口をあけながら歩いていました。今ではずいぶんと住みなれたものですが、刻一刻と変化を続ける東京の街は、大きな生命体のようで、一時も目が離せません。

 

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